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担い手育成総合支援協議会

平成28年度集落営農リーダー研修会を開催しました。

平成28年12月19日(月)、「平成28年度集落営農リーダー研修会」を開催し、集落営農法人及び集落営農組織の役員や、関係者等の方々が約100人参加しました。

集落営農リーダー研修会

戦後農政の大転換といわれる、品目横断的経営安定対策(平成19年)の実施に伴い設立された111の集落営農組織のうち、再編統合も含めて、これまでに79法人(法人移行組織103組合/法人化率91%)が農事組合法人として設立しました。しかしながら、法人化は最終目標ではなく、その後の経営基盤強化こそが重要な課題である。こうした状況の中で、法人のリーダーに求められる組織マネジメント力や、それを支持する関係機関の役割は益々重要になっています。

そこで、今後の集落営農法人における組織運営の強化、更なる経営発展に向けた支援を図るために本研修会を開催しました。

開催概要

日 時 平成28年12月19日(月)午後1時30分~4時30分
場 所 群馬産業技術センター 2階会議室
参集者 集落営農法人及び集落営農組織の役員等
地域農業再生協議会及び地域担い手育成総合支援協議会(市町村、JA、農業委員会事務局等)、関東農政局群馬支局、群馬県、JA各連合会、農業共済組合、集荷組合等
内 容
  1. (1)現地報告『集落営農法人における農業ICT(情報通信技術)の活用事例
    ~ドローン等を活用した大規模水田農業の栽培管理~
    1. ①農事組合法人元気ファーム20 理事 関根正敏 氏
      • ・組合員減少傾向にあり、対応策の一つとして作業や事務の省力化を目指してICT導入。
      • ・ヘリによる防除や施肥を実施。ヘリ搭載カメラによる分析結果に基づき、足りない箇所へ重点的な施肥が可能。
      • ・生産・栽培技術のマニュアル化を検討中。
    2. ②ヤンマーアグリジャパン(株) 営業企画部 川崎貴雄 氏
    3. ③ヤンマーヘリ&アグリ(株) センシング事業開発部 安藤和登 氏
  2. (2)法人運営に関するグループ別意見交換会
    1. ①調査報告:県内集落営農法人における利益配分方法と組織運営について
    2. ②意見交換会『法人の会計と組織運営について』
      • ・適正な地代(小作料)の水準とは
      • ・加速化する作業委託(再委託)依頼への対応について
      • ・法人運営の財源確保と機械導入、準備金積み立てについて
      • ・プール計算について
        →集落営農・法人の参加者を5グループに分けて意見交換。

問い合わせ先

・群馬県担い手育成総合支援協議会事務局(一般社団法人群馬県農業会議)
   〒371-0854 前橋市大渡町一丁目10-7(群馬県公社総合ビル5階)
   TEL 027-280-6171 FAX 027-255-6461
・群馬県農業協同組合中央会 JA群馬担い手サポートセンター
   TEL 027-220-2028 FAX 027-290-3001
・群馬県農政部農業構造政策課
   TEL 027-226-3024 FAX 027-223-3648


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